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はじめに
開業当時、言葉の響きへの憧れで屋号に“湯治”を冠しましたが、実際には湯治に対し否定的なイメージ(安いけど汚い・古いなど)を持つ方が意外と多い事を知り、我々の想いとのミスマッチに悩む事もありました。それでも徐々に湯治に対するイメージに変化が芽生えていること、そして「湯治 柳屋」をなんとか続けて来たことで、湯治を暮らしの中に取り入れられているお客さまがひとり二人ではなく、多くのお顔が思い浮かぶほど増えて来ている手応えを感じています。
こうした想いから十年目の柳屋は、幾つかのお約束をさせて頂きました。新型コロナ以降の世界がどうなるのか未だ不安を感じることもありますが、先代から預かったお湯へ感謝し、これからも「湯治のある暮らし」がより多くの方に実現されるよう努力を続けてまいります。
湯治宿として、柳屋からのお約束
一、柳屋が預かったお湯と湯気は、これからも皆さまと分かち合えるよう努力します